直近の2020年3月に卒業した新規大卒就職者の3年以内離職率が、前年比0.8ポイント増の32.3%と2年連続で上昇したことがこのほど、厚生労働省の調べでわかった。大卒の若年社員の転職が活発化しており、アフターコロナを鮮明にした。
規模別では、「1千人以上」が同0.8ポイント増の26.1%で最も低く、規模が小さくなるほど離職率が高まるなど、例年通りの傾向を示した。ただ「5人未満」で同1.8ポイント減の54.1%と唯一低下しており、零細企業の大卒若年社員が定着していることを示唆した。
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