業務集中タイムとは、その時間帯に社員自身の仕事に集中する時間のことです。「がんばるタイム」、「集中タイム」、「集中時間」ともよばれます。
この業務集中タイムは、とくに日本人のホワイトカラーが生産性を上げるのに有効です。各自が優先度の高い仕事を行う時間帯をこの時間帯に設定し、その時間は、メンバー各自が他のメンバーに一切声をかけないようにします。 相談事などをもちかけないのはもちろん、取引先や他部署からの連絡も取り継ぎません。
一日中をこの時間帯にすることは不可能だとしても、例えば午前中の1時間半(10:00~11:30)といったように、職場の社員が一斉に集中タイムを設定することで、各自が自分の仕事に集中することができるのです。
すでに各所でこの集中タイムの設定による残業時間削減等、生産性向上を実証済みです。ちなみに、人間が物事に集中できるのは、15分とも50分ともいわれていますので、こうした集中時間は、もっと短くて良いかもしれません。