リクルート就職みらい研究所の「就職白書2025」から、前回は25年3月卒の大学生と大学院生の採用活動の早期化にさらに拍車がかかった状況をみた。一方、24年卒とは明らかに異なる傾向をみせたのは、就職活動期間そのものの長期化だ。
就職活動を終了した25年卒に実質就職活動期間を尋ねると、平均は8.45カ月で24年卒の7.87カ月と比べて半月程度長期化した。就職活動開始や内定取得の時期が早まったこともあるが、就職先を確定した時期が遅くなったことを示唆。採用スケジュールを厳守する大手企業の選考結果を待った学生が増えた可能性もあり、25年卒の大手志向の高まりの裏づけともとれる。

この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。


