■「生活・娯楽」「宿泊・飲食」で急増
厚生労働省がこのほど発表した調査によると、新規大卒就職者の3年以内離職率が直近となる2021年3月卒で、前年比2.6㌽増の34.9%と3年連続で上昇した。
大卒の3年以内離職率が34%台となるのは、06年以来15年ぶり。人手不足で多くの企業が初任給の増額に踏み切ったこともあり、若年社員が躊躇なく転職している可能性が浮上した。
3年以内離職率が高い順に産業を並べたのが右表で、17産業のうち「鉱業、採石業、砂利採取業」を除く16産業で上昇。「生活関連サービス業、娯楽業」で同5.7㌽増、「宿泊業、飲食サービス業」で同5.2㌽増となり、離職率が高い産業の上昇幅が特に大きくなった。
この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。