あんてな（1月25日号）

オンラインゲームで交際相手を見つけた人気俳優の本田翼の発言に注目が集まる。マッチングアプリは相手の属性しかわからないが、オンラインゲームでは、危機的状況への対応で、ありのままがわかる。納得しつつも若干の違和感が残ったのは、現実世界では、対戦ゲーム のような危機的状況を体験することは稀だということ。カップルが過ごす日常はルーティンの繰り返しである▼メタバースという仮想現実(VR) が登場している。ネット上に構築された、多人数参加型の3次元仮想現実世界のことと定義されている。フェイスブックから変更したメタ社がビジネスチャンスと捉えている。一方、アップルは仮想現実で世界に入りこむより、現実を組み合わせた技術に重きを置いているという▼労務管理に関係すれば、メタバースを使った仮想会議も登場しているが、なぜリアルな会議ではいけないのか疑問に思う。ちなみに、本田翼のお相手は研修医だそうで、その実相はなかなかリアルである。