あんてな（2月15日号）

十分に便利なのに、なぜWEB3に移行する必要があるのか。いや、現状のWEB2には問題がある。グーグルやアマゾンといったサービスに100％依存しているからだ。便利と言っても、かなりの手数料が。個人に自由な働き方と十分な収入を提供する一方で、プラットフォームがギグワーカーを搾取しているのではないかという批判がある▼WEB3が実現するのは、「信頼」「仲介機構の排除」「検査能力」という。メルカリを使用しなくても個人が信頼され、手数料を払わなくてもモノが売れることがベストだ。フリーランスへの搾取の問題も解決してくれるかもしれない▼フリーランスがスキルによって収益を得られる「クリエイターエコノミー」が既にある。アーチストが、ブロックチェーン技術により信頼を獲得。作品を販売している。個人の独立には、メニューや価格設定の自由度、安い手数料、コンテンツの自らの所有度が求められる。一般のワーカーでも実現できれば。