厚生労働省はこのほど、閣議決定された2023年版の過労死等防止対策白書を公表した。
今回の白書では、疲労と睡眠時間の状況を新たに分析。自営業者や会社役員を含む就業者アンケートでは、実労働時間が長いほど「翌朝に疲労を持ちこす」「理想と実際の睡眠時間が乖離する」割合が上昇している。
理想の睡眠時間と、実際の睡眠時間をみたのが図。最も多いのは理想が「7~8時間未満」で45.4%、実際が「5~6時間未満」で35.5%。6時間以上の割合を比べても、理想が91.4%だったのに対して、実際は54.4%となるなど、大きな乖離がみてとれた。
この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。