ハイブリッド型勤務とは、従来のオフィス勤務とコロナ禍をきっかけに増えたリモート勤務とを使い分ける勤務を指します。これらを状況に応じて使い分けることにより、オフィスの固定費を見直すきっかけになったり、社員のワークライフバランスが改善されたり、さまざまなメリットがあります。
その一方で、リモート勤務を始めるにあたり、IT環境の整備や秘密保持、コミュニケーションの促進等、解決すべき課題が多いことも事実です。
今後は、リモート勤務のみでは不十分な職場が、こうした勤務形態を取り入れてみることが多くなるでしょう。例えば、出社日をあらかじめ決めて、部署ごとに分散出社を行い、それ以外はリモート勤務を行う、あるいは、チームごとに月に1週は出社とし、それ以外の週をリモート勤務とするなど、さまざまなパターンが考えられます。
とくにホワイトカラーの生産性が低いといわれる日本企業にとって、今後必要な勤務形態の候補のひとつといえます。
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