【社労士試験に挑戦】義務あるが強制ゆるされない

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労働組合の義務と強制について考えさせる問題である。 

「労働組合は、組合員に対する統制権の保持を法律上認められ、組合員はこれに服し、組合の決定した活動に加わり、組合費を納付するなどの義務を免れない立場に置かれるものであるが、それは、組合からの脱退の自由を前提として初めて容認されることであるとするのが、最高裁判所の判例である」

正しい。「労働組合から脱退する権利をおよそ行使しないことを組合員に義務付けて、脱退の効力そのものを生じさせないとする部分は、脱退の自由という重要な権利を奪い、組合の統制への永続的な服従を強いるものであるから、公序良俗に反し、無効である」(最高裁平成19・2・22判決)


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