夫婦別姓を望むニーズに、LGBTQへの理解の深化が後押しして、旧姓の通称使用を認める合意形成が社会的にできつつある。
7月中旬に連合が働く男女1千人から回答を得た調査によると、職場での旧姓の通称使用が「認められている」割合は42.3%となり、「認められていない」の11.9%を大きく上回った。「わからない」が45・8%を占めているので明確な実態までは把握できないが、83.2%が「名札・名刺」、57.7%が「社内名簿」、48.5%が「印鑑」「社員証」、46.3%が「メールアドレス」の使用を認めるなど、多くの企業が対応していることがみてとれた。
2016年度に遡るが、内閣府の委託でインテージリサーチが4695社の旧姓使用を調査。「認めている」は49.2%で、「認めていない」の34.6%を上回っている。
この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。