半日未満のストライキの規模が拡大

19

厚生労働省の2021年労働争議統計調査によると、総争議は件数が前年比6件減の297件と微減した一方、総参加人員は同2963人増の6万389人に増加した。

内訳は、「争議行為を伴う争議」で件数こそ同2件減の55件に減ったが、総参加人員が同6104人増の3万8540人に増加。うち「半日未満の同盟罷業」は件数が同2件増の36件、行為参加実人員が同1943人増の7267人とともに増加し、短いストライキ1件当たりの規模が拡大したことを示した。