基本手当日額最高額8355円に引上げ

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厚生労働省は8月1日、雇用保険の基本手当日額を変更した。2021年度の平均給与額が前年度比1.11%増になり、算定の基礎の賃金日額が最大180円増えて2年ぶりのプラス改定となった。

変更後の基本手当日額の最高額は、30歳未満が同75円増の6835円、30歳以上45歳未満が同85円増の7595円、45歳以上60歳未満が同90円増の8355円、60歳以上65歳未満が同81円増の7177円へと増額。なお新型コロナ対応休業支援金などの原則の日額上限も、8265円から8355円に自動的に引き上げられる。

一方、基本手当日額の最低額は最低賃金の全国平均額930円に基づき、同64円増の2125円に増額されている。

厚生労働省の発表から