合理的配慮の相談が189件に増加

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厚生労働省がまとめた雇用分野における差別禁止・合理的配慮の提供義務に関する2021年度の相談実績によると、ハローワークに寄せられた相談件数は差別禁止が前年度比20.3%減の55件に減り、合理的配慮の提供義務が同6.8%増の189件に増えた。相談内容をみると、差別禁止では20.6%を占めた「配置」が、合理的配慮の提供義務では38.0%を占めた「上司・同僚の障害理解に関するもの」がそれぞれで最も多くなった。

厚生労働省発表資料から、以下同