ハローワークでの障害者就職が改善

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2021年度のハローワークを通じた障害者の就職件数が前年度比7.1%増の9万6180件となり、2年ぶりに改善したことが厚生労働省の調べでわかった。

新規求職申込件数が同5.7%増の22万3985件と2年ぶりに増加したほか、採用を手控えていた企業が求人数を増加させたことで就職件数が改善。特に「製造業」が同19.8%増、「サービス業」が同16.9%増、「医療、福祉」が同9.4%増と求人数が伸びるなど、業種によって新型コロナウイルスの影響が小さくなっている実態がみてとれた。

障害種別に就職件数の増減幅をみてみると、「身体」が同4.0%増、「知的」が同0.8%増、「精神」が同13.0%増、「その他」が同1.3%増となり、精神障害者の求職活動が活発化していることを示した。