厚生労働省はこのほど、「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方」を改正した。
要件を満たすインターンシップで取得した学生情報について、企業が広報活動や採用選考活動に使用できる旨を明確化。2023年度以降に実施する24年度卒業予定者が対象の「汎用的能力・専門能力活用型インターンシップ」に限り、学生情報の使用解禁に踏み切る。
具体的な要件として、「必ず就業体験を行い、フィードバックを行うこと」「汎用的能力活用型は5日間以上、専門能力活用型は2週間以上の期間であって、学部3・4年の長期休暇期間に実施すること」などを明示。また募集要領にプログラム内容とともに、「あらかじめ広報活動・採用選考活動の趣旨を含む」ことなどを記載し、ホームページなどで開示することも求めた。