報道部を長期取材 強まる視聴率主義

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圡方宏史(ひじかたひろし)・1976年生まれ、上智大学卒。98年東海テレビ入社。制作部でAD、ディレクターをへて2009年から報道部。監督作品に「ホームレス理事長 退学球児再生計画」(13年)、「ヤクザと憲法」(15年)。

■圡方宏史さん(映画監督) おんな流 おとこ流~仕事を訪ねて~(36)

フジテレビ系列の東海テレビ (名古屋市) が制作したドキュメンタリー映画「さよならテレビ」 (109分)が2020年1月、全国で劇場公開された。監督は、東海テレビ報道部員である圡方宏史氏。職場の同僚に700時間、1年7カ月にわたってカメラを向け続けたという異色の作品だ。なぜテレビ局の社員がテレビに見切りを付けたような挑発的なタイトルの作品に挑んだのか。圡方氏に聞いた。(臺宏士・ライター)

*「労基旬報」2020年4月25日号掲載。その後2021年6月に平凡社から書籍「さよならテレビ」が刊行。刊行を記念した特集上映「東海テレビドキュメンタリーの押売り」が2022年1月22日より大阪、1月29日より名古屋で開催予定(編集部注)。

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