個人情報漏えい150社、ウイルス感染91件で最多

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2022年に個人情報漏えい・紛失事故を公表した上場企業とその子会社が150社を数えたことが、東京商工リサーチの調べでわかった。前年に比べて30社増加し、過去最多を更新している。

事故件数についても、前年比28件増の165件と最多を更新。漏えいした個人情報は同3.0%増の592万7057人分に増加している。

情報漏えい・紛失事故を原因別にみると、「ウイルス感染・不正アクセス」が91件で最多となり、以下、43件の「誤表示・誤送信」、25件の「紛失・誤廃棄」、5件の「盗難」の順で続いた。また媒体別では、76件の「社内システム・サーバー」、60件の「パソコン」、22件の「書類」、6件の「記録メディア」の順で多くなっている。