インボイス制度の71%が認知、請求書受取で混乱も

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インボイス制度の認知度が71.0%となったことが、経理職経験者842人から回答を得た請求書クラウド提供のTOKIUMの調査でわかった。うち39.0%は「対応は開始していない・わからない」と回答し今年10月の制度開始に向けて混乱が生じる可能性を示した。

TOKIUM「インボイス制度に関する調査」から

請求者の対応方法で、「対応すべき内容が不明」「未定」「わからない」の合計は、自社が発行する場合が37.6%、仕入れ先から受け取る場合が54.9%となり、受取時の疑問のほうが大きい。免税事業者との取引については過半数が対応を決めかねているが、9.0%が「課税事業者への登録を要請する」、4.7%が「取引を終了する」と回答した。