心と体の全体性を見る 連載50回に感謝して(深沢孝之)

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新・働く人の心と体の心理学 第50回 著者:深沢孝之

本連載は、今回で節目となる50回を迎えることができました。いつも締め切りが迫ると、日々のカウンセリングの合間に執筆しているのですが、自分でもよく続けることができたと思っています。これも読者の皆様、編集部のご理解、ご協力のおかげと感謝しています。

本連載ではアドラー心理学を始め、臨床心理学を主なソースにしたメンタルヘルスの情報をお伝えすることを中心テーマにしてきました。単に学術的な知識だけではなく、その時々のニュースや話題に関係したことも考察してみました。最近は、やはり新型コロナウイルスのパンデミック関連を取り上げざるを得ませんでした。私のへそ曲がりの性質ゆえ、社会の大勢的な意見とは違うことを言ってきたので、読者の中には戸惑われた方もいらっしゃったかもしれません。

世の中は、「多様性が大事」とかいう割りに、新型コロナウイルスに限っては、全くそうではなく、ある考え方にコントロールしようとする動きが強すぎると感じていたからです。一つの意見として、参考にしていただけると幸いです。

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