全規模の賃上げ率上昇 大企業0.34ポイント増の2.20%に回復

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2022年春の労使の賃上げ交渉の集計結果が出揃ったが、5つの全従業員規模で賃上げ率が上昇するなど目覚ましい回復ぶりをみせた(図)。

厚生労働省集計の「1千人以上」規模は、前年比0.34㌽増の2.20%と4年ぶりに上昇。また経団連の最終集計でも、「500人以上」が同0.43㌽増の2.27%、「500人未満」が同0.24㌽増の1.92%、連合の最終集計でも、「300人以上」が同0.30㌽増の2.09%、「300人未満」が同0.23㌽増の1.96%といずれも大幅に改善し、「1千人以上」「500人未満」「300人未満」で19年の賃上げ率を上回った。一方、増加幅は大企業や中堅企業ほど大きくなる傾向にあり、アフターコロナを見据えて賃金を引き上げたことがわかった。

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