パワハラ労災認定125件 労災補償 精神障害申請・認定とも最多

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「2021年度過労死等の労災補償状況」から

厚生労働省がこのほど発表した2021年度過労死等労災補償状況によると、精神障害の労災認定件数は前年度比21件増の629件と3年連続で増加した。労災請求件数も同295件増の2346件と2年ぶりに増加に転じており、ともに過去最多を更新している。

労災認定を具体的な出来事別にみると、「上司等から身体的攻撃、精神的攻撃等のパワーハラスメントを受けた」が同26件増の125件を数えて引き続き最多となった。以下、「仕事内容・仕事量の(大きな)変化を生じさせる出来事があった」が同13件増の71件、「悲惨な事故や災害の体験、目撃をした」が同17件減の66件で続いた。

「2021年度過労死等の労災補償状況」から

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