地元就職希望62.6% 勤務先・居住地は「東京回帰」

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2023年3月卒業予定の大学生などの地元(Uターン)就職希望割合が、前年比4.8㌽増の62.6%と2年連続で上昇したことが、5420人の回答を集計したマイナビの調査でわかった。

地元就職希望割合は、リーマンショックや東日本大震災の影響が薄れ、景気や雇用情勢が回復すると低下。この2年間はコロナ禍で景気や雇用情勢に不透明さが増し、地元就職希望割合が上昇したことがみてとれた。

地元就職希望の理由は51.6%の「両親や祖父母の近くで生活したいから」、45.9%の「実家から通えて経済的に楽だから」、41.6%の「地元での生活に慣れているから」の順で続く。一方、希望しない学生にどうなれば地元就職の可能性があるかを問うと、「働きたいと思うような企業が多くできる」が43.3%、「給料がよい就職先が多くできる」が41.5%で突出して多い。

仮に、働く場所が自由になった場合の勤務先と、居住地域の理想を尋ねたのが表。「地方企業に勤め、地方に住みたい」が29.2%で最多だが、前年比7.2㌽減と大幅に低下している。

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