スーパーフレックス活用進む 若手メンターによる役職者指導も

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■続・人事制度の改正

デジタルプロダクト開発支援のLbose(熊本県熊本市)は5月1日から、正社員でもフリーランスのように自由で柔軟に働ける「エクストリームフレックス制度」を新たに導入した。

まずコアタイムを設けないフレックス制度と同様に、月の総労働時間の枠内で働く曜日や日数、時間帯などを個人の裁量で自由に決めることを認める。月曜日から土曜日までの朝5時から夜22時の範囲で働け、さらに月の総労働時間を最大20時間増減することも可能。いずれの働き方の場合でも、給与はフルタイム勤務時から変動しない。

フルリモート勤務や複業も可能とするほか、育児時短制度も別途拡充。月単位で勤務時間を設定し、1日最短4時間までの短縮を可能とする。利用開始1カ月前の申請が必要で、子どもが小学4年生まで利用できる。

廃油リサイクルの東亜オイル興業所(千葉県八千代市)は5月1日、働き方改革に関する制度の運用を開始。業界全体で導入が遅れる完全週休2日制に踏み切り、部門間で不均衡だった年間の労働時間を統一するとともに、年次有給休暇の時間単位取得を導入した。

また従前60歳の定年年齢を「65歳」に延長し、働く意欲がある高年齢社員に就業機会を提供。一方、子育て世代など定型での就業が不都合な社員を対象に、フレックスタイム制も導入している。

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