厚生労働省はこのほど、障害者雇用・福祉施策の連携強化に関する検討会の下に設置した職場適応援助者(ジョブコーチ)の育成・確保に関する作業部会の初会合を開催した。
障害者を専門的に就労支援する人材の確保に向けて、すでに基礎的研修の確立に加えて、階層研修の再構築や専門人材の社会的ステータスを向上させる方針が決まっている。作業部会では特にジョブコーチについて、役割・職域・支援のあり方を改めて確認するほか、専門性を向上させる研修体系の再整理、利用促進に向けた助成金制度の見直し、資格化へのロードマップの作成などの方向性を今年度末を目途にまとめ、検討会に報告する方針だ。