2022年の業績見通しについて「前年を上回る」と回答した経営トップの割合が45.2%となり、前年比11.9ポイント増と大幅に上昇したことが716人の回答を集計した産業能率大学総合研究所の調査でわかった。一方、「前年を下回る」は同12.1ポイント減の17.9%となるなど、業績が改善傾向にあることを示した。
21年に影響が大きかった要因は「新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛」が64.0%、向こう3年間で不安に感じることは「コロナ禍の長期化」が61.0%でそれぞれの最多となった。人材面で直面する課題は34.1%の「若手が育たない」、32.4%の「社員が高齢化している」の順で多い。