DX理解・取組み実施率は15.7%

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帝国データバンクが1万769社から回答を得た調査でデジタル・トランスフォーメーション(DX)について尋ねると、「DXの言葉を理解し取り組んでいる」割合は15.7%となった。25.7%の「意味を理解し取り組みたい」と合わせると、4割強がDXの取組みを前向きにとらえていることを示した。

実施中のDXの取組み内容をみると、「オンライン会議設備の導入」「ペーパーレス化」など、初期段階とも呼べる取組みの実施率は97.0%に達した。一方、「既存製品・サービスの高付加価値化」「新規製品・サービスの創出」など、本格的なDXの取組みの実施率は37.4%と3社に1社程度にとどまる。

またDXに取り組む上での課題については、「対応できる人材がいない」が50.6%で最も多くなっている。

帝国データバンク:DX推進に関する企業の意識調査 DXを理解し取り組んでいる企業は15.7%と7社に1社~半数の企業で、人材やスキル・ノウハウの不足がDXの課題に~