【ご存じですか】定額減税４万円の準備を　対象となる家族を把握

定額減税は所得税と個人住民税を納付している人に対して、所得税から３万円と住民税から１万円の合計４万円が減税されるもの。給与支払者、つまり会社が給与等を支払う際に、源泉徴収税額から定額減税額を控除することで減税される。

2024年6月1日以降の最初の給与等の源泉徴収税額から順次控除し、控除しきれない場合は年末調整で控除する。定額減税で引き切れないと見込まれる場合には、個人住民税が課税される市区町村から給付される。また、合計所得金額が1805万円（給与収入2000万円）を超えると対象外となっている。

６月１日以後の最初の給与に対する源泉所得税から３万円を控除する。納税者本人の３万円分に加えて、同一生計配偶者や扶養親族も１人につき３万円が控除される。４人家族であれば12万円の減税となるので、誰が減税の対象となるのか確認が急がれる。