雇用保険制度での非正規労働者の救済 適用基準引下げが賛成多数

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■生活維持ではなく負担に応じた給付を

雇用保険制度研究会はこのほど、雇用のセーフティネットのあり方について議論した。

非正規労働者などを失業時に救済する方向性について、保険料拠出を必ずしも前提としない給付の創設と、現行制度の大枠を維持した上で失業等給付の適用基準を引き下げる方策について意見交換を行った。研究会の参集委員からは、「失業時の生活維持という目的はすでに形骸化している」として、「週に何時間働こうと適用して負担に応じて給付するのが制度的にフェア」などと適用基準の引下げに賛成する意見が相次いだ。

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