男女賃金差が過去最小 中小は正社員以外に意欲

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■22年賃金構造基本統計

厚生労働省がこのほど発表した2022年の賃金構造基本統計調査によると、男性を100とした女性の賃金割合が前年比0.5㌽増の75.7%となり、男女間賃金格差は過去最小を更新した。

10人以上規模の民営事業所で働く一般労働者について、6月分の所定内給与の平均を調べた。男性の賃金は、同1.4%増の34万2000円と2年ぶりに増加。一方、女性は同2.1%増の25万8900円で、9年連続の増加を記録している。

「2022年賃金構造基本統計調査」概況から、マーカーによる強調は編集部

男女の賃金を、企業規模と雇用形態で12区分にクロス集計したのが表。全12区分で賃金が増加しており、男性は同3.6%増の「中企業の正社員以外」、同2.8%増の「大企業の正社員」、同2.4%増の「大企業の正社員以外」の順で、女性は同3.9%増の「小企業の正社員以外」、同2.6%増の「小企業の正社員」、同2.5%増の「大企業の正社員」の順で増加幅がそれぞれ大きくなっている。

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