【ご存知ですか】「年収の壁」解消に助成金? 保険料の負担は誰が

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岸田文雄首相は少子化対策に関する3月17日の記者会見で、「年収の壁」の対策に取り組む考えを明らかにした。パートの保険料を肩代わりする企業に国が助成金を出すことを検討していることで、「年収の壁」についての議論が再燃している。

「壁」には税金の壁の他、社会保険料には106万円と130万円がある。106万円については社会保険の適用拡大が進み、パートなどの厚生年金への加入が義務になる企業規模は、従業員数101人以上から、24年10月には51人以上に拡大される。従業員数が要件を満たす場合、勤務時間が20時間以上で年収が106万円を超えれば扶養から外れ、被保険者になり、保険料を払わなくてはならない。130万円の壁とは、社会保険の扶養範囲が年収130万円未満という要件によるもの。こちらは企業規模とは無関係である。

年収の壁

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