良い制度ほど利用多く 出産祝、読書手当、ワーケーション

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ユニークな独自の制度・福利厚生を導入する例がみられるが、良い制度ほど利用者数や支給総額が多くなるのは自明の理だろう。 

不動産コンサルタントのオープンハウス(東京都千代田区)は、慶弔金として支給する出産祝い金の2022年支給総額が1千万円を突破した。

オープンハウスグループの出産祝い金支給額

17年頃に導入したという出産祝い金は、勤続5年以上の社員を対象に、第1子に20万円、第2子に30万円、第3子に100万円を支給するもの。大好評である証拠に、利用件数は年々増加しており、21年から年間100件を突破。さらに昨年には、3人の社員に第3子の出産祝い金として100万円を支給するなど、合計額は単年で1千万円を超えた。

就職支援事業のジェイック(東京都千代田区)が16年に制度化した読書手当については、今年1月までの社員の読書数が5千冊を突破した。

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