技能実習制度で関係者にヒアリング 国際貢献、人材育成に疑問多く 転籍・家族帯同の制限で主張対立

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技能実習制度及び特定技能制度の在り方に関する有識者会議はこのほど、関係者からのヒアリングを実施した。

技能実習制度の実態については、実習生から「身につけた技能・経験を母国で役立てたい」といった制度目的の趣旨に沿った意見が多く聴かれたが、「お金が稼ぎたかった」などとの本音も漏れた。国際貢献という制度目的に関して実習実施者や管理団体、支援団体からは、「帰国後の再就職でスキルや経験が活用され、趣旨は果たされている」との意見が出される一方、「国内での人材確保に使われている」「直感的には人材育成にはなっていないと感じる」などと意見が真っ向から分かれた。

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