ワーケーションの試み 人間関係の構築にメリット 生産性向上など仕事面に課題も

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仕事(work)と休暇(vacation)を組み合わせた「ワーケーション」だが、先進的な企業の導入事例が増えている。経験者は少ないが満足度は高く、未経験者の実施希望も多くなっており今後、浸透することが予想される。

採用・就活支援を行うリアライブ(東京都港区)は8月8日、全社員で初めてワーケーションを実施したと発表。個人・組織のウェルネスを追求するため、6月20~29日の間に1泊2日で事業部ごとのグループで、熱海や箱根のリゾートマンションで開催した。

ワーケーション実施前後に、同社はアンケートを実施(図)。4項目のワーケーション実施前の期待度については、「人間関係の構築」が47%と約半数を占めて最も多くなる一方、「仕事の生産性向上」は0%と皆無だったが、実施後には95%が「人間関係の構築」、87%が「リフレッシュ」、77%が「新たなアイデアの創出」、61%が「仕事の生産性向上」の効果をを感じるなど、社員各人が働く環境を変えるメリットを実感していることを示唆した。

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