厚生労働省はこのほど、「賃上げ・人材活性化・労働市場強化」雇用・労働総合政策パッケージを策定した。
新パッケージの柱は、①労働者の賃上げ支援、②人材の育成・活性化、③賃金上昇を伴う労働移動の円滑化、④多様な選択を支える環境整備・雇用セーフティーネットの再整備の4本。具体策を今年度2次補正予算や来年度予算へ反映して、意欲と能力に応じた「多様な働き方」を可能とし、「賃金上昇」の好循環の実現を目指す。
助成金の新設・拡充が目立つのが、新パッケージの大きな特徴だ。まず①では、業務改善助成金を中小企業が利用しやすくなる方向で拡充するほか、働き方改革推進支援助成金の賃上げ加算を増額。またキャリアアップ助成金について、「賃金規定等改定コース」の助成基準を見直すとともに助成額も増額する。
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