厚生労働省はこのほど、産業保健のあり方に関する検討会の初会合を開催した。産業保健活動の効率的な推進に向けて、関係者の役割分担・連携のあり方などについて、来年夏頃を目途に新たな方向性を報告書にとりまとめる。
検討会で大きな論点となりそうなのは、「産業保健の実施体制・担い手」。現行法令で広範な役割を担うこととされている産業医について、中心的かつ重点化すべき職務を整理した上で、すでに多くの現場で活躍している保健師や看護師が正式に職務の一部を担当できるように新たな規定を設ける。
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